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シドニーに旅行や留学することを考えている人にとって、公共交通機関の乗り方が気になるのではないでしょうか。
シドニーの公共交通機関は４つあります。
- 電車（→今回紹介します）
- バス
- ライトレール
- フェリー
今回は、シドニーの公共交通機関で最も使用頻度の高い“電車”の乗り方を紹介します。
シドニー空港到着後、大半の人が市内へ移動すると思いますが、電車を使うと大変便利です。
シドニー空港から市内で一番大きな駅のセントラル駅までは直行の電車が運行していて所要時間わずか15分です。
でも、こんな疑問がありませんか？
- シドニーで電車ってどうやって乗ればいいの？
- 電車のチケットはどこで、どうやって買えるの？
- 運賃はいくらくらいするの？
- シドニーの電車は時間通りに来るの？
海外で電車に乗ることに少し不安がありますよね。
事前に調べておけば安心して旅行や留学を楽しむことができます。
この記事ではシドニーで電車の乗り方について写真を入れて詳しく説明していきます。
シドニーの電車の乗り方は、複雑ではないので、一度覚えてしまえばとても簡単です。
- シドニーの電車の乗り方を知りたい人
- 電車のチケットは何が使えるのか知りたい人
- シドニーの電車の運賃を知りたい人
- 電車の時刻表の見方を知りたい人
電車のマークはT （Train）のオレンジマークになるので、電車に乗る時はこのマークをまずは見つけましょう。
補足事項
- B （Bus）青マーク
- L（Light Rail）赤色のマーク
- F （Ferry）緑のマーク
それでは、シドニーの電車の乗り方について詳しく説明していきます。
電車の乗車方法は３つある！
シドニーでは電車に乗る時、NSWで使用できる乗車カード（Opalカード）を購入して乗車する方法、タッチ決済機能のついたクレジットカードやデビットカード（American Express、Mastercard、Visaカード）を使って乗車する方法、または、乗車券（シングルカード）を購入して乗車する方法の、いずれかで乗車できます。
Opalカードを使用して乗車する
Opalカードは日本で言うSuica やmanacaのようなチャージ可能なICカードのことです。
Opalカードは１枚買ってしまえば、電車だけでなく、バス、ライトレイル、フェリーの全ての公共交通機関に使用できます。
Opalカードの購入方法はこちらをご覧ください。
シドニーに長期滞在予定のある人や多くの公共交通機関を利用する予定のある人は、購入しておくと大変便利です。
- 長期滞在や留学の予定がある人
- 週に何度もで電車を利用する人（Opalカードは割引があるため）
Opalカードは１週間に何度も使う人や、通勤時間以外（オフピーク）に使用すると割引があるなどのメリットがあるので、上記に当たる人は必ず購入しておくことをおすすめします。
Opalカードに関しては詳しく別の記事で紹介しているので、そちらをご覧ください。
ちなみに、OpalカードはNSWのみに使用可能なので、メルボルンやケアンズなど他の州では使用できません。NSW以外の州で電車に乗る時は、その州で使われている電車のカードを買う必要があります。
Opalカードは年齢や学生の有無によって色分けがされています。
16歳以上であれば、黒のOpalカードを購入します。
タッチ決済機能のついたカードを使用して乗車する（Visaカード、Masterカードなど）
タッチ決済機能のついたAmerican Express、Mastercard、Visaのクレジットカード、デビットカードを使用して乗車することができます。
タッチ決済機能のついたクレジットカードやデビットカードでも電車、バス、ライトレイル、フェリーの全ての公共交通機関に使用できます。
このクレジットカードやデビットカードが使用できるようになったのはここ最近です。
少し前まではOpalカードを購入しなければ公共交通機関を使用することができませんでした。
しかし、今はVisaカードを機械にかざせば、カードから料金が自動で引き落とされるようになりました。
どの駅でもVisaカードが使用できるためとても便利です。
短期滞在の人や時折しか、郊外へ行かない人、Opalカードが必要ではない人にとって、Visaカードがおすすめです。
- 短期滞在の人
- カードをまとめて持ちたい人（Opalカードを増やして持ち歩きたくない場合）
シングルカード(Single card)を使用して乗車する
シングルカードは１回乗車券のことです。
例えばシングルカードはこんな人におすすめ。
シドニーに旅行中、1日のみ電車で郊外へ行きたい。（ブルーマウンテンなど。）しかし、ビザカードを持っていない。そんな時はシングルカードが役立ちます。
1日のみの使用可能で、乗り放題という意味ではありません。場所を選択して、片道チケットを発行することが可能ということです。
シングルカードは駅の機械で購入可能です。
- １回乗車券のみ必要な人
- 旅行中、少し郊外に行きたいがクレジットカードを持っていない人
シドニーの電車の乗り方 Tap on とTap offさえすれば大丈夫！
乗車時はTap on
写真のようにすべての改札口には丸型の装置（赤、青、緑、黄色のマークが描かれたもの）のようなものが右側に設置してあります。
改札ゲートがある駅と、改札ゲートのない駅があります。
（郊外の駅などには改札ゲートがなく、柱にTap onする場所が設置されている駅もあります。カードをかざす装置は同じマークがついているので、そこにTap onします。）
すべての駅にはこの丸型の装置が設置されているので、 乗車時は必ずTap onする用にしましょう。
＊もし、Tap onし忘れてしまうと罰金の対象になります。警備員の人が時折、電車内でOpalカードのTap onをしたかどうかのチェックをしています。この時、Tap onがされていないとわかると高額な金額の罰金になります。
下車時はTap off
乗車時同様、下車時には改札口に丸型の装置があるので、この装置にカードをかざします。このことをTap offと呼んでいます。
Tap offも必ずしましょう。
シドニーのTap onとTap offについて
電光の時刻表の見方
改札口周辺（改札口の外もしくは改札内）で電光の時刻表を確認します。
改札口の外もしくは改札内
電光の時刻表で自分の行き先を確認します。
例えばこの写真の一番左の時刻表を見ると、City CircleではT2が路線の番号となります。
プラットフォームは1番線なので、改札を入ってから１番線に向かいます。
この電車はDepart 3minとあるので3分後に電車が1番線に来るという意味になります。
シドニーでは電光の時刻表に次の電車が何分後に来るのかが表示されます。
停車駅がすべて表示されるので、自分の降りる駅の名前が載っているのか確認できます。
電光掲示板に”All stop”と書かれた電車の場合はすべての駅に停車しますが、”Limited Train” と書かれた場合には、いくつかの駅は停車しないので、必ず自分の降りる駅の名前があることを確認しましょう。
グーグルマップで行き先調べる人も多いと思いますが、時々、トラックワークという機械整備のために電車の運行停止、遅延、またプラットフォームの変更などがあるので、必ず電光の時刻表で確認しましょう。
プラットフォーム内
この掲示板を見てみると、Gordon行きのT1路線電車で1分後に電車が到着とわかります。
このGordonと書かれた下に、電車のマークをした長方形の緑やオレンジ、赤色のブロックが見えます。
これは電車内の”満室状況”を示しています。
赤色：満席
緑色：空席が多い
オレンジ：中程度の混み具合
- 行き先 ー Gordon など
- 路線番号 ー T1 など
- 電車が来るまでの待ち時間 ー Depart 1min （1分後に電車が来る）
- 各車両の混み状況 ー 電車の形をした長方形のボックスで色分けされている
電車の料金表 距離やオフピークによって電車の料金が変わります！
シドニーの電車料金
シドニーの電車の運賃は距離によって運賃が変わります。
また、通勤ラッシュ以外の時間を“オフピーク”と呼びますが、オフピークも運賃が少し安くなります。
（これはピーク以外の時間の運賃を安く提供することで、混雑を減らすことを目的としているため）
基本的には、距離とオフピークかどうかによってによって電車の運賃が決められています。
- 月曜日〜木曜日は＄17.80 （大人）1日の上限が決まっているので、これを越えれば無料。
- 金曜、土曜、日曜、祝日は＄8.90
- オフピークでは運賃が通常料金の30％OFFになります。
- オフピークの時間帯は朝6時半〜10時、午後3時〜7時以降以外の時間
その他の補足としては1時間以内に乗り換えを行えは追加料金は発生しません。
電車から電車に乗り換えても1時間以内であれば追加金なしで目的の場所へ行くことができます。
そのほか、２種類以上の公共交通手段を利用した場合には、それぞれの運賃の支払いに2ドルの割引が効きます。
シドニーの電車運賃に関して
シドニー空港利用の電車運賃
シドニー空港からシドニーの各方面へ電車を使用する場合は料金が少し変わります。
空港を使用する電車の運賃は普段の料金より高くなります。
空港からどの駅で降車するのかによって費用が変わるので、空港からの費用が知りたい人はこのサイトから検索してみてください。
空港から降車駅までの費用、時間、プラットフォームを検索
シドニー空港の情報
路面図について
シドニーの電車はT1〜T9で路線が色分けされています。
例えば、セントラル駅からInternational Airportに行きたいのであれば、緑色のライン（T8）を使って空港まで行くことができます。
シドニーの路面図は以下のようになっています。
シドニーの路面図
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電車に乗る時のポイント
ここではいくつかシドニーで電車に乗る時のポイントや注意点を紹介していきます。
トラックワークの時は電車が使えない！？
時折、シドニー市内ではトラックワークと言われる、電車の路線のメインテナンスが行われます。
主に土日、祝日に行われるのので、このトラックワーク時には電車の運行がされていません。
代わりに無料バスが近くから出ているのでそちらを利用することになります。
シドニーの電車は基本的に時間通りに来る
海外の電車のイメージはなんとなく時間通りに来ないと思いますよね。
シドニーの電車は基本的に時間通りに運行しています。
時刻表にも何分後に電車が来ると記載されているので、安心して使ってください。
（もちろん時間通りに来ないこともあるので、常に時間には余裕を持っているといいです。）
シドニーでの電車の乗り方はどうでしたか？
一度乗り慣れてしまえば、とても便利なのでぜひ使ってみてください。
シドニーで電車の乗り方はもうバッチリ！
