ようこそ、むすブログへ。
みなさん、英語力向上に絶大な効果があると言われている”シャドーイング”という言葉を聞いたことがありますか?
“シャドーイング“と聞いて以下のように疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。
- シャドーイングって何?
- シャドーイングは英語の勉強方法の1つと聞いたことがあるけど、実際どうやってやるの?
- シャドーイングを使えば英語が上達するって本当?
言葉だけ聞いたことがあるという人や、シャドーイングを試したことがあるが、難しくて途中で投げ出してしまったという人もいるのかもしれません。
そんな人のために、この記事ではシャドーイングについて詳しく解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- シャドーイングが何かを知りたい。
- シャドーイングを使った正しい英語の勉強方法を知りたい。
- 早く英語を上達したい!
本記事では、シャドーイングとは何か、また、その効果と正しいシャドーイングの方法について説明していきます。
本記事では、以下の目次に沿ってそんな疑問にお答えします。
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シャドーイングとは
シャドーイング(Shadowing)とは直訳すると“影”という意味になります。つまり、英語の音声を聞き、そのすぐをを追ってその内容をスクリプトを見ないで復唱する方法のことです。
シャドーイングは、音声を聞くという点でリスニング力の向上、また、音声を復唱するという点でスピーキング力の向上が期待でき、リスニングとスピーキングの両方で英語のスキルアップが期待できる方法です。
そのほかにも、いくつかメリットがありますので、以下の“シャドーイングの効果”で他の利点についても説明します。
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シャドーイングの効果
シャドーイングをすることで、以下の効果が得られます。
- リスニング力の向上
- スピーキング力の向上
- 発音が良くなる
- 英語のリズムが身に付く
- 語彙力や文法力の向上
- リーディング力の向上
英語の勉強方法がたくさんある中で、シャドーイングを取り入れることのメリットはたくさんあります。
シャドーイングの効果について5つのポイントを具体的に紹介していきます。
リスニング力の向上
シャドーイングを行う最大のメリットがリスニング力の飛躍的向上です。
シャドーイングでは、音声を集中して聞きとりそれ復唱するわけですが、音声を集中して聞かなければ復唱はできません。
始めは特に話される英語のスピードになれず、全く聞き取れないかもしれません。
それは英語を始めたばかりであったり、英語の初心者であったりすれば普通のことです。
一番大切なことは、“諦めず何度も繰り返す”ことです。
スピーキング力の向上
シャドーイングはスピーキング力の向上も期待できます。
音声を聞き取り復唱するわけですから、その一語一語どの単語が話されていたのか理解し、話せないと復唱はできませんよね。
音声と全く同じ発音やリズムで話せるように心がけていきましょう。
1)発音がよくなる
聞き取った内容を発することで、発音も改善されていきます。
日本語英語と言われる、日本人が発音する単語とネイティブが発音する単語では、同じ単語でも発音がだいぶ違うことがあります。
例えば、Workという単語。日本人は、カタカナ英語で「ワーク」と発音してしまいがちですが、英語ではこのRの部分を口をすぼめて発音しますので、同じWorkでも違った発音になります。
そして、日本人の使う「ワーク」という発音では、大半のネイティブには伝わらないです。
つまり、シャドーイングは正しい発音を正確に捉え発する効果もあります。
また、日本語にはアクセントがありませんが、英語には一つ一つの単語にどこを強調して発するのかアクセントが決められています。シャドーイングではこのアクセントも真似て繰り返すことで、より洗練された発音に近づくことができます。
2)英語のリズムが身に付く
ネイティブの発音を聞いていると、短縮して話していることに気づいたことがある人もいるのではないでしょうか。
短縮された言い回し(例えば、I want to をネイティブではよく、I wanna と短縮して話すなど)を使いこなすと、もっとネイティブに近づいた英語を話せます。
シャドーイングで音声のリズムを真似ることで、さらにネイティブに近い話し方ができるようになります。
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語彙力や文法力の向上
シャドーイングの正しい方法については後に説明しますが、シャドーイングで話されている内容をスクリプト(話された文章の台本)で確認する段階があります。
知らない単語は辞書を使って調べることで、語彙力を増やすことに繋がります。
また、文法に関して、不得意な文法や初めてみる文法であればその使い方の確認をすることで、文法力も増します。
スクリプトの確認は重要ですので、シャドーイングの際には音声を聞くだけでなく、スクリプトチェックもしっかり行いましょう。
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リーディング力の向上
リーディング力とは文章を読んで理解する力のことです。
先ほど説明した語彙や文法力の向上だけではなく、スクリプトを見て読むため、文章全体の内容把握と理解という点でリーディング力の向上が期待できます。
始めのうちは、音声を聞いて復唱することで精一杯、新しい単語ばかりで単語の理解でいっぱいいっぱいとなり、内容まで理解することが難しいかもしれません。
しかし、慣れてくると少しずつどんな内容を話しているのか理解できるようになってきます。
これらシャドーングの効果を見て、「シャドーイングにはたくさんのメリットがある」と知り、少しでもシャドーイングを始めるきっかけができたら、次はシャドーイングする際のポイントを見ていきましょう。
シャドーイングをする際のポイント
はじめに、シャドーイングはある程度の基礎英語を知った上で始めることで効果が得られます。
基礎英語とは一般的に中学レベルの英語を知っていることを言います。
なぜなら、中学レベルではある程度の語彙や文法を学んでいるため、シャドーイングをして習得した知識を生かすことに役立つからです。
英語の知識がなく、全く初めての状態からシャドーイングを始めると、単語や文法の知識が全くなくストレスと感じてしまうことに加え、モチベーションの低下、時間を効率的に使うことができなくなってしまいます。
シャドーイングをするにはある程度の基礎を身につけた上で、この練習方法を取り入れてみましょう。
*英語の音声(はじめの頃はなるべく音声が長くないものをおすすめします。大体1分〜3分くらいの音声がいいです。慣れてきたら長めの音声のものに挑戦してみましょう)
*スクリプト(音声の台本)
*紙
*赤ペン(間違えたところを赤ペンで修正します。あとから見直すときわかりやすいです)
*ノート(語彙や文法をまとめるときに使います)
それでは正しいシャドーイングの方法をステップごとに見ていきましょう。
正しいシャドーイングの方法
シャドーイングは正しい方法で練習するからこそ、最大限の効果が得られます。
また、効果が見られないと、勉強のモチベーションが下がってしまい継続して学ぶことができなくなってしまいます。
大事なのは、“正しい方法で練習する”ということです。
正しい方法で行えば、少しずつかもしれませんが、確実に英語力の向上が見られます。
それでは、正しいシャドーイングのやり方を見ていきましょう。
第一段階では、スクリプトも何も見ずに音声だけを1度聞いてみましょう。ここでは、まずどれだけ理解できたのか確認しましょう。どんな単語が聞き取れたのか、内容把握はどれくらいできたのか確認します。
スクリプトを見て、どれだけの単語を聞き取れたのか、どれくらいの内容を理解できたのかを確認しましょう。スクリプトを見ながら音声をもう一度聞いてみます。
スクリプトを見て音声を聞いた後は、知らない語彙を辞書で調べます。調べた単語はノートにメモすることで、今後ノートを見返すことができ、効率的に語彙力の向上が見込めます。
区切りをつける箇所にはポイントがあります。
- 前置詞at, in, on, for,with, withoutの前に区切りを入れる。
- コンマのある箇所に区切りを入れる。For instance, など。
- 接続詞の前に区切りを入れるwhen, because, as
自分の声を音声にかぶせて、音声と同時に発してみます。これをオーバーラッピングと言います。
慣れないと、ついていくのにやっとかもしれませんが、スクリプトを見ながら何度も繰り返し音声を聞きながら復唱しましょう。新しい単語などは一度では覚えられないので、メモしたノートを見ながら単語の意味も覚えていきましょう。
このとき、意味の理解、発音、リズム、アクセントに注意していきます。音声をよく聞いて正確な再現ができるようになるまで繰り返します。
おすすめ 何度か繰り返し練習したのち、自分の声を録音してみましょう。
音声と自分の声を聞き比べすることで、発音、リズム、アクセントでどこがまだ似ていないのかチェックします。その箇所を中心に繰り返すことで、さらに音声と自分の声が似たものになってきます。
初めのうちはスクリプトを見て構いません。この段階でのシャドーイングとは、音声から1、2語遅れくらいで同じように発音することを指します。音声に集中して、発音、リズム、アクセントを完全にコビーするくらいの気持ちで臨みましょう。このとき、オーバーラッピングとならないよう、必ず、音声を聞き1、2語遅れで復唱するようにします。
この段階では、慣れてくると内容の理解もできるようになってきます。自然と覚えた単語を理解し全体の内容が掴めます。
最終段階は、スクリプトを見ない状態でシャドーイングを行います。スクリプトをみず復唱することは難しいと思うかもしれませんが、すでにここまでの段階を確実にこなしてこれば、それほど難しいと思わないかと思います。
慣れてきたら、聞き取る英語のスピードを上げたり、長文に挑戦したりと応用を加えることで、さらに洗練された英語力が身につきます。
以上、シャドーイングについての説明をしてきました。
シャドーイングの方法をぜひ取り入れてみよう!